3月ですが庚子年を振り返ってみました

さてさて本年もやってまいりましたね。

自営業の方々が終わるまで落ち着かない
【確定申告】
私もめんどくて苦手です(￣▽￣)

とんでもなくいろんなことがあった2020年ですが
私にはいろんな意味で
ジャンプの年でした。

人生初
10万円の寄付をしたんですよ

教えに従い……

私の学んでいる陰陽五行論は

【エネルギーは放出することで循環する】

と言われています。

つまり出さないと入ってこないから出せない人にはいつまでも入ってこないと言う理論。

私、これあながち間違ってないなーと感じていて、自営業の経費をケチることはしません。

必要であれば割とお金使います。

その方が仕事の効率は格段にアップしますしね(・ω・)ノ

謎の疫病のせいでみんな大変。

私も大変。

でも、この大変な時こそ動け！という教えと

私自身が【天中殺】であり、厄落とし的な感じで、更なる飛躍のために！と寄付することを決意したのです。

そのタイミングでちょうど寄付したい団体のネット記事を見つけて、振替先もスクショを取りいつでもゆうちょまで行けるようにしたのに……

なんとそこから2週間……

私はゆうちょに出向きませんでした。

気持ちはあるのに、何かと理由をつけて行かない選択をしました。

理由はもううんざりするほどわかってました。

突然、寄付するお金が惜しくなったんです。

10万円だよ、家賃払うのも大変なのにそんな余裕ないでしょ。

寄付なんてもっと力のある人がすることだよ。

身の丈にあってないことすると後が大変だよ。

頭にいろんなワードが浮かんでぐるぐるしました。

全部「寄付なんてやめた方がいい」と聞こえました。

でも、私の中のちっちゃい矜持とでもいうモノがそれを受けて反論します。

「一度決めたことなのに変えるなんてダサ過ぎ」

意を決して

ゆうちょ銀行に向かいました。

本物のケチかよ！

震える手で振替用紙に必要なことを書き込んでいる間胃がキリキリしました。

何やってるのかなぁと思っている自分がいました。

書類と10万円を窓口に出したとき「お振替に手数料が242円必要になります。それから10万円を超える金額の場合運転免許証のコピーをいただがないといけません」

と、言われ自分の口から

驚くほど自然に出てきた言葉に自分でドン引きしました。

「あ、それならそのお金から(10万円)振込み料引いてもらったらコピーいらないですよね」

職員さんの「え？」という聞き返しにハッと我にかえりました。

これから10万円寄付しようとしてるのに振込み料ケチるなんてありえないわ自分

10万円以上、びた一文払いたくないという深層心理。

貧乏根性に心底嫌気が。

あわてて242円と免許証を預けて待合のいすに座っている間、ずっと気持ちがざわざわしていて

もう預けてお金は手元にないのに

まだ惜しんでいる自分がいて

気を抜くと「やっぱりやめます」と窓口にいってしまいそうでドキドキしていました。

何かが変わると思ってた

手続きがすみ、領収書と免許証をもらってゆうちょ銀行をでて

駐車場までトボトボと歩いている間、頭は処理超過で

運転シートに座った時にようやく再起動となり本当に驚いたのは……

なにひとつ、変わらなかったこと

こんないっぱい考えて、無理をして、今よりマシになりたくてがんばったのに

突きつけられたのは

とても小さくて、往生際が悪くて、ケチで見苦しい私自身でした。

どんなに誤魔化したところでこれが私の本性だと思い知って、諦めのようなため息が出た時

ホント、カッコ悪い私、ダサくて可愛いなって笑いが込み上げてきてケタケタと笑いが止まらず

そのまま涙まで出てきて

ぼろぼろ泣きながら

こんなことでマシになんかなれないんだと思いました。

何も変わらなくても見苦しくても私は私のまま生きていくしか出来ないんだなって。

そして

「私の寄付が役に立ってくれるといいなぁ」

とようやく思えたのです。

そう思ったとき、それまで「自分」のことだった思考がはじめて「相手」になりました。

現状は相変わらずの疫病不景気ですし

改善する兆しはとても見えませんが

「力のない私」は

「10万円分だけ力のある私」になりました。　

自分のことが見えないと相手のことなんて本当に見えないんだ。

私の世界は何も変わっていないけど

変わりました。

今はそのくらいかな。

次の私はどうなるのか楽しみでもあり、またあの感じが来るのかと思うと憂鬱でもありw

これが先生曰く

「言語形態を変える」ということだそうです。

豊かな体験なんだね。

よくがんばりました！

今年もきっといい年だね！

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