物事には様々な切り口があって「正しさ」は魂の牢獄にもなる

さて、様々な事情により
簡易催眠療法とヒーリングを
学びにきたワタクシですが
その解答らしきものが突然降ってきました！

詳しい話はこちらからね

二日目も終盤です。
「人には自由意志がある」という話の時に
コトは始まりました。

「みなさん、ご経験がおありだと思います。
ご自身の気持ちを誰かが変えることはできませんよね。そしてどんなに親しい間柄でも
相手の心を自由にはできません」

そうね。夫は私の自由にはならない。

今まで蓋をしていた箱が開いて
中から真っ黒でガサガサした感覚が
吹き出して来たのがわかりました。
もう言葉通り、「噴き出す」です。

あなたの趣味を否定したことなんてないのに。
あなたの仕事をちゃんとサポートしてるのに。
私の大事なものを馬鹿にしないで。
私の仕事を「たいしたことない」なんて言わないで。
私を馬鹿にするな！

今までのことが突然湧きあがってきて
夫をハサミでメッタ刺しにして
血塗れで殺害する夢を4回もみたこととか
片手ではおさまらない女性問題とか
問題を起こして運転免許剥奪とか。

私ばっかり。
いつもがまんして。
いつもいつも。

その時、ささくれて苛立つ
胸の奥のほうから
冷静な声が聞こえてきました。

「どうして我慢してるの？」

絶対あんな言い方しちゃいけない。
家族を顧みないなんて絶対ダメ。
嫌な言い方されたら絶対傷つくから。
浮気なんてされたらこんなに辛くて悲しい。
ちゃんと我慢するのが正しいから。
そうするべきだから。

「それ、ほんと？」

我慢なんて嫌いです。
みんなと同じ事ができないことを
ずっと恥だと思ってました。
世間のルールなんてすぐ忘れて
親の言いつけが守れなくて
いつも怒られていたから
無理して「お利口」になりました。
私は本当はとてもイヤなヤツで
この「正しさ」も実はあてつけで
自分が禁止してることを
人がやるから怒ってるだけ。
今の私は少しもお利口ではなくて
フリがとてもうまくなっただけ。

こんな私を
「正しさ」の檻に押し込んでいる？

そっか。
すごいことに気づいちゃったかも。

私が決めたことは誰も「変えられない」
離婚しようが、男を作ろうが
私がそうするって決めたら
誰もに止められない。

パンドラの箱の中の希望ってこんな感じ？
最悪の思い込みや
鬱々とした気持ちの中にあって
揺るぎない真実。

「私は私」

なるほど。自分自身の問題でした。
なーんて清々しい気分なんだろ。
気が付いてみると
「そんなこと？！」というレベル。
私自身の「夫への逆恨み」を
モラルとして押し付けていましたw
なんのコトはないモラハラのブーメラン（笑）
数々の夫の所業については
思うところもないわけじゃありませんが
不思議なことに「私」の真実に気づいたら
驚くほどどうでもよくなってしまったのです。

見えない自分に苦しんでいる
誰かの助けになれるかな。
私で役に立てたらうれしいなあ。
そう思って帰ってきたら
あんなにひどかった咳が治まっていて
私の「不定愁訴」は解消してしまいました。

この話には後日談があって。

私が私の声に気づいてから
夫の口撃はすっかりナリをひそめ
女性問題も表面化せず。
(まあ、これは私が関心が
なくなったからかもだけど)
あれから7年が経過していますが
特に気になることもなく……。

私はというと……
せっかく「婚外恋愛OK」と
自分に正直になったのに

いまだに
一度もチャンスに恵まれません（笑）

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