【遠いようで近い回り道】の話

私、以前
「生命保険募集人」という
なかなかハードなお仕事を
ほんの1年だけしていたのですが
たった1年でも
とても学びの多い仕事でした。

そしてその時の同僚や同期が
今でも仲良くしてくれています。
うれしいです

彼女はとても社交的で
明るくて元気なひと。
とても賢くて魅力的なので
いろんな人を惹きつけていて
もちろんママ友もたくさんいて
その中のひとりの男の子のお話を
おしえてくれました。

賢いから馴染めない

真面目で賢いと
子どもたちのバカ騒ぎとか
お祭り騒ぎの良さや楽しさが
理解できなくて
そんなバカバカしいことで
嫌な思いをするひとがいたりすると
それを見るのも嫌で
自分がいる意味を感じられなくて
人道的には当然の理屈が
なぜか理不尽に覆されたりすると
先生も馬鹿に見えちゃって
もうこうなってしまうと
教師からも
扱いにくい生徒になってしまって

結果
すごく勉強できた子なのに
日本の大学での進学が上手くいかず
アメリカの大学に進学したんだそうです。

自由の国で
自由に楽しくたくさん学んで
帰ってきたら
「俺、教師になる」って。

「日本の教育システムに馴染めなくて
俺みたいに苦しい思いしてるヤツが
きっといるから。手伝ってやりたい」

苦しくて悩んで
考えて行動して
「今」がある。

彼の出会う生徒たちに
彼のような先生を求めてる子がいたら
もう、それは
人生の僥倖で請願成就だね。
彼と彼を求める人たちの人生が
幸せに満ち溢れていることを確信しつつ。

いい話聴いたわー。
真っ直ぐで。

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